副業リスキリング講座で学ぶマーケティング・集客スキル
求めている見込み客を発見する技術
副業を続けていく力の土台になるのが、自分の商品やサービスを必要としている人に出会うためのマーケティング・集客スキルです。会社員として働いているときは、会社の看板や広告、営業部門の存在がお客様との出会いを支えてくれていたかもしれません。ですがこれからは見込み客に出会うところから選んでもらうところまで、そのすべてを自分の力で担っていくことになります。ここでは副業リスキリング講座で学ぶマーケティング・集客スキルとして、これから副業を始めたい方に向けて身につけておきたい考え方をご紹介します。

誰に届けたいのかを明確にする
マーケティングの出発点は誰に届けたいのかを明確にすることです。これを曖昧にしたまま発信をしても、メッセージが誰の心にも刺さらず埋もれてしまいます。
たとえば「働く女性向けのサービス」という括りだけでは対象が広すぎます。年齢、働き方、悩んでいること、理想としている暮らしなど、できるだけ具体的な一人の人物像(ペルソナ)を思い浮かべてみてください。「30代前半、会社員として働きながら副業に興味はあるものの一歩を踏み出せずにいる女性」というように、顔が思い浮かぶくらい具体的にするほど伝えるべき言葉が見えてきます。
自分自身が過去に悩んでいたことをもとにペルソナを考えるのも一つの方法です。かつての自分に向けて語りかけるつもりで発信すると自然と言葉に説得力が生まれます。特に、女性同士の共感を土台にしたサービスの場合、このかつての自分という視点は、他にはない強いメッセージになります。
人物像がはっきりすると、発信する場所も自然と絞られてきます。誰にでも届けようとあれこれの手段に手を広げるよりも、その人が実際に目にしている場所はどこかを考えてみることが無理のない集客の第一歩になります。

何を届けるのかを言葉にする
ターゲットが見えてきたら、次に「その人にどんな変化を届けられるのか」を言葉にしてみましょう。多くの人は、自分の商品やサービスの機能や内容を説明しがちですが、お客様が本当に知りたいのは、それを利用した後にどんな未来が待っているかです。
たとえば時間管理をテーマにした副業サービスであれば、伝えるべきはサービスの内容そのものだけではなく、受講後、忙しい毎日の中でも自分の時間を取り戻せるようになるという変化そのものです。機能ではなく変化を伝えることを意識するだけで発信の言葉は大きく変わっていきます。

選ばれる理由をつくる
世の中には似たようなサービスがたくさんあります。その中で選んでもらうためには、なぜあなたから買いたいのかという理由をお客様自身が感じられるようにする必要があります。
これは必ずしも他にはない特別な技術や資格を持つ必要がある、という意味ではありません。これまでの経験、大切にしている価値観、サービスに込めた想いなど、自分ならではのストーリーそのものが他にはない強みになります。
「なぜこの副業を始めようと思ったのか」「どんな経験がこの活動につながっているのか」を言葉にしてみましょう。スペックの比較ではなく、共感や信頼によって選ばれる関係性をつくることが、本業と両立しながら個人で活動する副業ワーカーにとって大きな武器になります。過去の失敗や遠回りした経験も包み隠さず言葉にすることで、かえって深い共感を生むことがあります。
会社員として働いているときには、あえて口にすることのなかった自分自身の価値観や想いも、副業では立派な発信の材料になります。肩書きや実績だけで語ろうとせず、なぜ今この活動をしているのかという等身大の言葉を大切にしてみてください。

見込み客は4つのタイプに分かれる
集客やマーケティングを続けていると、「なぜこんなに一生懸命伝えているのに、反応してもらえないのだろう」と落ち込んでしまうことがあります。ですが、これは伝え方だけの問題ではありません。
世の中の人は大きく4つのタイプに分かれると言われています。
3%:誰が何を伝えても、すぐに興味を持って動いてくれる人
10%:プレゼンや伝え方次第で心が動く人
60%:今はまだ興味がない、あるいはタイミングが合わない人
27%:話を聞く前から否定的な反応をする人
つまり、どれだけ丁寧に発信をしてもすぐに反応してくれる可能性があるのは全体の1割程度、伝え方次第で動いてもらえる層を含めても2割弱です。「反応がない」「否定された」と感じたときも、それは自分の価値がないからではなく、単純にその方がまだ興味のない層や否定的な層にいるだけかもしれませ ん。

見込み客発見のツボとコツ
このことから分かるのは、集客で大切なのは全員に響かせようとすることではなく、適切なときに、適切な場所で、適切な人数に、適切なタイミングで伝えることだという点です。
無理に否定的な人を説得しようとしたり、興味のない人に無理に売り込んだりする必要はありません。それよりもすでに興味を持ってくれそうな層に、届くべき場所で、届くべきタイミングで発信を続けることのほうが、はるかに効率的で心も疲れにくい集客につながります。
反応が薄いと感じたときこそ伝え方だけを変えるのではなく、今伝えている場所やタイミングは適切だろうかと見直してみることも大切です。

小さく始めて試す集客の方法
集客というと大きな広告費をかけなければならないイメージを持つ方もいますが、決してそうとは限りません。まずは無理のない範囲で小さく試すことから始めましょう。
代表的な方法には、次のようなものがあります。
SNSでの発信は比較的始めやすい方法です。日々の気づきや専門知識、お客様の声などを継続的に発信することで少しずつ信頼が積み重なっていきます。
体験会や無料相談会も有効な入り口です。まずは価値を実際に感じてもらうことでその後のサービス利用へのハードルが下がります。
既存のお客様からの紹介や口コミも忘れてはいけない集客手段です。信頼できる人からの紹介は広告よりも強い説得力を持つことがあります。
すべてを同時に始める必要はありません。自分に合った方法を一つ選び、小さく試しながら反応を見ていくことが無理なく続けるコツです。本業と両立しながらの副業だからこそ、慣れないうちは完璧な投稿や完璧な言葉を目指さず、まずは1回やってみることを目標にすると行動へのハードルがぐっと下がります。

副業リスキリング講座で学ぶマーケティング・集客スキル
マーケティングや集客は生まれ持ったセンスがなければできないというものではありません。誰に、何を、どうやって届けるかを考え、選ばれる理由を言葉にし、反応が全員から返ってくるわけではないと知ったうえで小さく試しながら発信を続けていくこと。この積み重ねが副業として長く選ばれ続ける力になります。
とはいえ、こうした考え方を一人で整理しながら実践するのは簡単なことではありません。「何から手をつければいいか分からない」「発信しても自信が持てない」と感じてしまうのも自然なことです。
「発信するのが苦手」「集客と聞くと不安になる」という方こそ、まずは基本の考え方を知ることから始めてみませんか。東京リスキリングアカデミーでは、こうしたマーケティング・集客の基礎から学べる初心者向け在宅副業講座を開催しています。マーケティングや集客に苦手意識がある方も一人で悩まずにぜひ一度参加して、自分らしい発信のスタイルを見つける一歩を踏み出してみてください。
