リカレント教育と副業リスキリング講座の違い
リカレントとリスキリング
「学び直し」という言葉を調べていると、似ているようで違う2つの言葉に出会います。ここではリカレント教育と副業リスキリング講座の違いをわかりやすく整理しながら、会社員を続けながら副業を始めたいと考えている方に向けて、なぜ東京リスキリングアカデミーがリスキリングというスタイルで講座を開催しているのかをご紹介します。

リカレント教育とは
リカレント教育とは、社会人になったあとも必要に応じて学校や大学などの教育機関に戻り、学びと仕事を繰り返しながらキャリアを築いていく考え方です。「recurrent(反復する)」という言葉の通り、仕事を一度離れて学び直し、また仕事に戻るというサイクルを前提としているのが特徴です。
大学院での学び直しや、資格取得のための長期的な通学プログラムなど、まとまった時間をかけてじっくり体系的な知識を深めるスタイルが中心になります。そのため、仕事を休職・退職して学業に専念するケースも少なくありません。専門性を深く掘り下げたい方や、学位そのものが必要な職種を目指す方にとっては、有力な選択肢の一つです。一方で、まとまった時間と費用が必要になるため、誰にとっても現実的な選択肢とは限りません。

リスキリングとは
一方リスキリングは、今の生活基盤を保ちながら、新しい環境や役割に対応するために必要な実践的な知識を学び直すことを指します。もともとは企業がDX(デジタル変革)を進める中で、従業員に新しいスキルを身につけてもらう文脈で使われ始めた言葉ですが、近年では個人が自分の人生を主体的に選び取るための学び直しという意味でも広く使われるようになっています。
東京リスキリングアカデミーでは、この言葉をさらに一歩進め、「会社員という立場を続けながら、副業という小さな一歩で収入と選択肢を自分でつくっていくための学び直し」として捉えています。大きな特徴は「今の生活を大きく変えずに、少しずつ新しい一歩を積み重ねていく」という点です。
仕事を辞めて学校に戻る必要はなく、すきま時間やオンラインを活用しながら、副業を続けていくために欠かせない「考え方」「お金の知識」「行動力」という3つの土台を身につけていきます。

リカレント教育と副業リスキリング講座の違い
どちらが向いているかは、実は性格ややる気の問題ではなく、どんな結果を求めているかによって決まります。
例えば専門性の高い資格や学位そのものが必要な仕事(研究職、特定の国家資格が必須の分野など)を目指すのであれば、時間をかけてでもリカレント教育で体系的に学ぶ方が近道になる場合があります。学位や資格そのものが入り口の条件になっている世界では、実践的な知識だけでは超えられない壁があるからです。
一方で、会社員を続けながら副業を始めるという道は、多くの場合「学位」や「資格」がゴールへの入り口にはなりません。必要なのは、自分の頭で考え、小さく試し、修正しながら前に進んでいく実践的な力です。極端に言えば、事業計画書を一度も書いたことがなくても、自分の得意なことを言葉にできていなくても、今日から動き始めることはできます。むしろ、机上の勉強に時間をかけすぎることで、行動する前に自信をなくしてしまうケースも少なくありません。
東京リスキリングアカデミーが 大切にしているのは「完璧に理解してから動く」のではなく、「動きながら理解を深めていく」というスタイルです。考え方・お金の知識・行動力という3つの土台も、机の上だけで完成させるものではなく、実際にセミナーに参加し、小さな行動を積み重ねる中で少しずつ形になっていくものだと考えています。

学ぶ場所・仕事との関係・期間・費用で比べる
もう少し具体的に、5つの視点で比べてみると違いがはっきりします。
学ぶ場所は、リカレント教育が主に大学・大学院・専門学校などの教育機関であるのに対し、リスキリングはオンラインや東京都内の会場で開催されるセミナー・講座が中心です。仕事との関係については、リカレント教育が「一度仕事を離れて学び、また戻る」というサイクルを前提にしているのに対し、リスキリングは「働きながら、同時並行で学ぶ」ことを前提にしています。
期間も大きく異なります。リカレント教育は数年単位の学業になることが多い一方、リスキリングは1回数時間のセミナーから、数ヶ月かけて段階的に学ぶ講座まで、自分のペースに合わせて選べます。費用面では、リカレント教育が学費・生活費を含めてまとまった金額が必要になりやすいのに対し、リスキリングはセミナー・講座単位で費用が発生するため、無理のない範囲から始めやすい設計になっています。
そして向いている人は、リカレント教育が「学位や資格そのものがゴールへの入り口になる仕事を目指す人」であるのに対し、リスキリングは「会社員を続けながら、副業という小さな一歩から新しい収入や選択肢をつくっていきたい人」です。どちらが優れているという話ではなく、目指すゴールによって選ぶべき学び方が変わってくる、ということです。

なぜリスキリング優先なのか
総務省の2021年社会生活基本調査によると、女性の家事関連時間は1日7時間28分で、男性の3.9倍以上にのぼるというデータがあります(※)。「まとまった時間を確保して学び直したくても、現実的に難しい」というのは気持ちの問題ではなく、実際に多くの方が置かれている構造的な状況なのです。
また学び直しにかかる費用もリカレント教育とリスキリングとで大きく異なります。大学院や専門学校への通学が前提となるリカレント教育は学費や生活費を含めるとまとまった金額が必要になることが多い一方、リスキリングはセミナーやオンライン講座単位で受講できるため、無理のない範囲から始めやすいという特徴があります。
副業を始めるときは、まとまった自己資金がない中でスタートする方も多いはずです。まずは費用を抑えながら「収入をもう一つつくりたい」「今の生活に新しい選択肢を持ちたい」という思いを行動にうつしたいという方には、リスキリングが現実的な入り口になります。
東京都内での対面開催に加え、オンラインでも参加できるようにしている のも、忙しい方でも無理なく続けられることを大切にしているためです。1回数時間のセミナーであれば平日の仕事終わりや週末のちょっとした時間にも参加しやすく、学びを生活に無理なく取り入れるという考え方そのものが、私たちの掲げるリスキリングの軸になっています。
(※)総務省「令和3年社会生活基本調査」

会社員を続けながら副業を始めたい方こそリスキリング
「収入をもう一つつくりたい」「会社員を続けながら、新しい選択肢を持ちたい」——
こうした選択を考えるとき、まず必要なのは大学院に通うような体系的な学問ではなく、実践的な知識と一歩を踏み出す小さな行動の積み重ねです。
副業を考えるなら、まず必要なのは商品やサービスのつくり方、お金の基本的な知識といった実践知識であり、それは実際に副業を続けている人から直接学ぶ方が近道になることも多くあります。
こうした「今すぐ役立つ知識」を、今の生活を大きく変えずに身につけられるのがリスキリングという学び方の強みです。今の仕事や収入を保ちながら、副業という新しい選択肢を広げるための学びとしても十分に活用できます。「今すぐ大きく踏み出すわけではないけれど、将来のための土台は今のうちに作っておきたい」という方にとっても、リスキリングは日々の生活に無理なく取り入れられる学び方です。
東京リスキリングアカデミーでは、実際に資金・人脈・知識ゼロ から副業をはじめた代表自身の経験をもとに、会社員を続けながら副業を始めたい一人ひとりに寄り添った学びの場をご用意しています。まずは東京リスキリングアカデミーの初心者向け副業講座で、最初の第一歩を一緒に踏み出してみましょう。「何から始めればいいかわからない」という段階からで大丈夫です。同じように迷いながら一歩を踏み出した仲間と一緒に、自分のペースで学びを積み重ねていくことができます。
